お知らせ(2009年6月)

平成19年9月14日に打上げた月周回衛星「かぐや(SELENE)」の子衛星「おうな(VRAD衛星)」は、主衛星の平成21年6月11日の制御落下以降、重力場導出の精度向上のために必要な校正データの取得を実施してきました。

このたび、所期の目的とする校正データの取得を完了し、平成21年6月29日21時08分頃(日本標準時)に「おうな」の停波を行い、運用を終了しました。「おうな」による観測データは、平成21年11月1日から、他の処理済みデータと併せてインターネットで公開予定です。

「おうな」停波運用の様子1
「おうな」停波運用の様子1
「おうな」停波運用の様子2
「おうな」停波運用の様子2


コラムニストとしてご活躍されている天野祐吉氏。氏のブログで、HD映像で公開している『月と地球~ 「かぐや」 が見た「ふるさと」』の映像をご紹介頂きました。

人類のふるさと [ことばの元気学] - 天野祐吉のあんころじい
月と地球~ 「かぐや」 が見た「ふるさと」~ [HD] - YouTube JAXAチャンネル



6月26日(日本時間は6月27日)、イギリスの科学博物館でアポロ40周年記念イベントが行われ、その中で「かぐや」のハイビジョンカメラ(HDTV)がとらえた月面映像の上映が行われます。

super/cinema : super/collider  http://www.super-collider.com/supercinema/



「かぐや」のデータは11月からいよいよインターネットで一般公開されます。「かぐや」のデータをぜひ楽しみにしていてください。
また、7月18日から8月23日まで、秋葉原グリーンフェスティバル2009と共催で、『月を知って、地球を知る。「かぐや」と今後の月探査』というイベントを実施します。
特に7月18、19日の両日は、「かぐや」の成果を中心にした月探査に関する講演や展示を、JAXA主催で開催します。詳細は、
Fly me to the Moon in AKIBA ~月周回衛星「かぐや」のイベント情報サイト~
をご覧ください。



6月10日に行われた麻生内閣総理大臣の記者会見で温室効果ガス15%削減目標が発表されましたが、その壇上、「かぐや」のハイビジョンカメラ(HDTV)が2008年4月に撮影した「満地球の出」の静止画像が利用されました。

麻生内閣総理大臣記者会見 - 首相官邸ホームページ



昨晩は上空に厚い雲が邪魔をして月が隠れていたけれど、ふっと月が出ている方を見上げていました。
いよいよ、今晩は「かぐや」の制御落下運用です。秋雨前線と台風と悪天候の合間をぬって、「かぐや」が月へと旅立った日が昨日の事のようです。

11万kmの遠ざかる地球、満地球の出・入り、地球のダイヤモンドリング、ティコクレーターの遊覧飛行、世界一精巧な凹凸地形図、世界初の月の裏側の重力場や表層構造、「かぐや」が見せてくれた月の新しい姿は、枚挙にいとまがないほどです。
でも、これらは「かぐや」にとって、ほんの小手調べ。世界最先端の観測機器のデータの本格的な解析は、日本をはじめとする観測機器チームメンバーの研究者により、昼夜を問わず続けられています。
「かぐや」が月に還った後が、まさに研究は佳境となってきます。それに続き、11月にはデータの一般公開が待っています。

そして、忘れてはいけない大切なことは、「かぐや」が月に届けた41万人の人々の名前とメッセージや、JAXAの各地にある事業所などに飾られている、「かぐや」の旗に書かれている数多くのメッセージ。皆様が思いを込めて折られた千羽鶴。ホームページへ寄せられた数多くの励ましやメッセージ。
「かぐや」がいかに皆様に愛されているかを示す証だと思います。
その期待に応えるべく、最後の「かぐや」の制御落下にむけた運用を、確実に実施していきます。



「かぐや」の超低高度での観測運用も終わろうとしています。
一年半以上にわたり行ってきた「かぐや」の観測運用は、今晩が最後となる予定です。明日10日の夜には、制御落下に向けた最後のスラスター噴射の準備が始まります。そして、制御落下の日、残りの推薬を使い「かぐや」を少し減速させることで、月表側の南南東にあるGILLクレーター付近に衝突させ、「かぐや」は月に還ることになります。

明日10日の午前中には、落下予想場所・時刻の最後の更新を予定しており、「かぐや」が月に還る場所を皆様にお知らせできる予定です。



「かぐや」の落下予測情報のメール配信サービスをはじめたところ、正確には数えていませんが、すでに100名近くの個人、組織などからの登録をいただいております。また、3日には、高度11kmから撮影したハイビジョンカメラ(HDTV)の超低空観測映像の公開を行い、YouTubeへのアクセスやそのほかのインターネット上での記事でも、国民の皆様の関心の高さに、プロジェクトメンバー一同、身の引き締まる思いです。
また、先週からは、マスコミによる取材も多く、SELENE広報担当は、うれしい悲鳴をあげながら、「かぐや」が月に還る日の準備で、てんてこ舞いをしているところです。

なお、落下予測情報はJAXAとしても提供している以外に、衝突閃光観測をされている電気通信大学の柳澤先生のホームページにも、「かぐや」落下についての情報を掲載していただけているようです。
柳澤先生のホームページは、http://www.yanagi.ice.uec.ac.jp/index.htmlです。

ご興味がある方はご覧ください。


2007年9月から行ってきた「かぐや」の運用も、いよいよ残すところ1週間を切りました。来週木曜日の早朝には「かぐや」の運用が終わります。
セレーネプロジェクトメンバー、観測機器チームの研究者及び関係企業のスタッフは、最後の瞬間まで確実に「かぐや」が役割を果たせるように、制御落下に向けた準備を進めています。

「かぐや」が月に還る日、「かぐや」は月の表側に落下する予定です。落下した際に生じる落下閃光は、確認できる可能性がわずかにあります。この閃光は、残念ながら直接肉眼では見ることができませんが、「かぐや」が月に還る日、月を見上げてみてはいかがでしょうか?我々もこの日は地球から月が見えることを祈っています。

今年の11月には一般への観測データ公開も控えており、地球での「かぐや」の活躍はこれからが本番です。
これからも「かぐや」をよろしくお願い致します。

SELENEプロジェクト広報担当



2007年9月から行ってきた「かぐや」の運用もいよいよ最後の月になりました。
「かぐや」が月へ向かったのが昨日のようでしたが、来週には「かぐや」の運用が終わります。セレーネプロジェクトメンバー、観測機器チームの研究者及び関係企業のスタッフは、最後の瞬間まで確実に「かぐや」が役割を果たせるように努力を続けています。

「かぐや」が月に還る日、「かぐや」は月の表側に落下する予定です。落下した際に生じる落下閃光は、確認できる可能性がわずかにあります。この閃光は直接肉眼では見ることができませんが「かぐや」が月に還る日、月を見上げてみてはいかがでしょうか?我々もこの日は地球から月が見えることを祈っています。

今年の11月には一般への観測データ公開も控えており、地球での「かぐや」の活躍はこれからが本番です。
これからも「かぐや」をよろしくお願いします。

SELENEプロジェクト広報担当